|
|
 |
|
|
|
|
 |
【2 特徴・技術関連】
PictBridgeで何ができるのですか?ユーザーにとってのメリットは何ですか?
PictBridgeを採用しているデジタルスチルカメラとプリンタを接続すれば、機器製造メーカーが異なってもカメラ側からの簡単操作で手軽にデジタルフォトプリントを楽しむことが出来ます。メーカーに依存しない規格ですので、ダイレクトプリント機能を要望するユーザーにとって機器の選択オプションが広がります。
各社(キヤノン/エプソン/HP)の既存のダイレクトプリント機能との違いは何ですか?
従来の各社の規格は互換性がなく、特定のメーカーの機器間でのみダイレクトプリントが可能でした。これに対してPictBridgeはメーカーに依存しないオープンな標準規格ですので、PictBridgeを採用しているデジタルスチルカメラとプリンタであれば、どの機器でもダイレクトプリントを簡単に楽しむことが出来ます。
これまで各社で採用してきたダイレクトプリントの接続方法は、今後はすべてこの規格に統一されるのでしょうか?
基本的には各社の判断になりますが、PictBridge規格を採用いただくことを期待します。
PictBridgeは技術的にはどのようなメリットがありますか?
アプリケーション層のみを規定していますので、規格の採用が容易で、将来的にはUSBのみならず様々なインターフェースへの拡張性が考えられます。
メーカー側にはどのようなメリットがありますか?
今後対応製品を積極的に提供していくことで、ユーザーにとって機器の選択オプションが広がりデジタルフォト市場をさらに成長させることができると考えます。
デジタルビデオカメラやPDA、携帯電話など、静止画撮影が可能な他の製品にPictBridgeを適用できますか?
デジタル画像を取り扱う画像入出力機器装置であれば幅広く適用可能です。
既存のデジタルスチルカメラやプリンタに、PictBridge機能を付加することはできますか?
ハードウエアが対応しており(USB端子がある等…)、ファームウエアのバージョンアップが可能なデジタルスチルカメラもしくはプリンタであれば、PictBridge機能の付加は技術的には可能です。しかし、実際に既存の機器にPictBridge機能を付加するかどうかは各社の判断に基づきます。
この規格の策定において、これまでになかった技術は何か使用されていますか?
デジタルカメラ、プリンタのような画像入出力機器を、PCなどの特別な機器を使用せずに直接接続し、簡単にプリントする技術が盛り込まれています。PictBridgeをサポートしている入出力機器であればメーカーに依らず接続可能とする技術が盛り込まれています。
この規格の策定において、どの企業がどのような技術を提供したのでしょうか?
CIPAのDPS分科会にて、DPSプロモータ6社(キヤノン株式会社、富士写真フィルム株式会社、ヒューレット・パッカードカンパニー、オリンパス光学工業株式会社、セイコーエプソン株式会社、ソニー株式会社)(アルファベット順)が提案した技術の妥当性を審議し標準規格として承認されました。
この規格の接続方式をUSB対応とした理由は何ですか?
USBが現在市場にあるデジタルスチルカメラおよびプリンタで最も多く採用されているI/Fと判断したからです。CIPAでは既存のI/Fを利用して規格化を行なうことをベースとしましたが、基本的にはUSBだけによらない、すなわちトランスポート非依存の考え方が規格作成の背景にあります。
この規格において、USB2.0Hi-Speedについても互換性は確保されていますか?
PictBridge自体は通信の物理層に依存しないアプリケーション層のみを規定したものとなっておりますので、USBのVersionには依存しません。
OTGには対応していますか?
PictBridge自体は通信の物理層に依存しないアプリケーション層のみを規定したものとなっておりますので、USBのVersionには依存しません。実装マターとなります。
<<FAQ一覧に戻る |
|
|
|
|
|
|
 |
|
|
|
|
|