最近、デジタルカメラ用リチウムイオン・バッテリーパックをメーカーの純正品であるかのように偽った「模倣品」が出回っていることが確認されています。また、「模倣品」使用が原因と思われるバッテリーパックの破裂事故も報告されております。
デジタルカメラなどに使われるリチウムイオン・バッテリーパックの設計・製造には、本来高い技術が組み込まれています。 しかし「模倣電池」には、一定の品質基準を満たした保護装置や安全部品が組み込まれていない、粗悪な品質の場合が多く見受けられます。
純正品のリチウムイオン・バッテリーパックには、下図のような安全のための設計・製造が為されています。
「模倣電池」は非常に巧妙に外観が模倣されており、純正品と模倣品との見分け方が難しくなっています。
一部のメーカーではHPなどで照会することも出来ます。お手持ちの電池についてご心配の場合は、各製造メーカーのサービスセンターまでお問い合わせ下さい。
ネットオークション等、現物の確認ができない状態で購入される場合などに「模倣電池」が多く発見されています。